このところ旅行ニッキが続いたので、京都についてはサラッと書いてしまおうと思います。
前回の母との旅行記はこってりしていたので(笑)
思いついたら吉日!な母が提案した京都旅行。
なにしろ計画した2日後に挙行、というんですから慌ただしい。
旅行なんてものは計画を立ててアーダコーダという過程が楽しいのに。
たとえば11月頃に忘年会を兼ねて旅行に行く!となったら
行き先はここね、ホテルはここ?部屋はプレミアムスイートなんてどうお?
な〜んて今のうちからあれこれ調べたり話しあったり…ってのが楽しいわけで。
うちのオカンみたいに、京都行きたい→今週は天気が良い→GO!なんてのは無粋だちぅの!!
ああ、サラッと書くつもりが前置きがもうこんなに長くなってしまった…トホホ。
ともあれ6月2日の正午頃、京都駅で母と待ち合わせをしました。
「ひさしぶり〜♪」って、ほんの二ヶ月ばかり前に会いましたけど?(-"-)
とりあえずランチをしましょ、ってことで、荷物をホテルに預けることに。
今回は
前回 の轍を踏まぬように、母お気に入りの
グランヴィア京都を予約していました。
駅の真上だし、どこに行くにも便利だし…。
前々回もココ、前回は急遽ココだったので、ココにしておけば文句ないでしょ!と。
ランチは京都伊勢丹の最上階で和食を。
お腹いっぱい〜美味しかったわ〜、と、ここまでは良かったのだが
食事をしてすぐ動いたせいか移動の疲れか、母が軽い貧血状態に。
医務室に行くほどでもないというので、ホテルに戻って少々早いチェックインをお願いしました。
快諾してくれてホッとしつつ、リクエスト通りにエレベーターから近い部屋に入りました。
(このホテルは横に長〜いので、部屋の位置によってはものすごく歩くことになるのです)
「あ〜んなに上の方まで連れてくから疲れちゃったのよ〜」と、さっそく私のせいにする母T子。
あーあーすみませーんすみません、ぜんぶワタシが悪いんですーー!
「ちょっとお昼寝するから、アンタひとりでどこか行ってきたら」と言うので
前から行きたかった南禅寺に行くことにしました。
見てみたかった水路閣。
いつまでもぼうっとしていたいほど静かな場所でした。
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ホテルに戻り、すっかり元気を取り戻した母とホテル内をぶらぶら。
伊勢丹のなかもぶらぶら。
夕食は軽いもので、ということでホテル内で軽食を。
夜は部屋でダラダラとおしゃべり。
デパ地下で買ってきたおつまみと缶入り焼酎をお供に。
(母は飲めないので私だけ)
明日はどうする?というハナシになり、母がしみじみと
「わたし、お寺好きじゃないのよね〜、お抹香臭くて」
ハイハイ、それは存じていますよ。
お寺なんてひとつ行けばそれで結構、という母さんよ、ならば何故京都に来るの?
神社仏閣を訪い、いにしへに触れ、我が来し方とこれからを思ふ。
京都という街では思う存分それが出来る。
お寺好きじゃないのなら、大阪でも神戸でも金沢でも
なんだったらハワイだって良いではないの?
「嫌よ、暑いところは」
あーそーですかそーですか。
ということで、翌日は電車に乗って太秦の映画村へ。
思えば私がハタチの頃、父のシゴト関係の集まりで珍しく親子三人で京都に来たときに
この映画村に立ち寄ったなあ、と思い出す。
「パパは今頃思いっきり羽をのばしてるわね〜」と母は呑気に言う。
映画村の中はまさに映画のロケ地。
両替屋さんがあったり
昭和の家があったり・・・
黄門さまや徳田新之助さんが出てきそうw
小一時間も居たら飽きちゃって(笑)
次は龍安寺と金閣寺に行きましょうってことで、タクシーに乗り込みます。
自分と向きあって沈思黙考したい善男善女がたくさんおられました。
母はしばらく座っておりましたが、たいして悟っては…ry
仁和寺と金閣寺に行き、あとはもうホテルに直行。
母お気に入りのホテル内のブッフェレストランで夕食。
満腹し、ご機嫌よく部屋に戻ってお風呂タイム。
レインシャワー付き洗い場付きというバスルームだったので、時間をかけて入浴。
今夜もおしゃべりは深夜まで。
寝る前にプチ喧嘩をし、ふたりともふくれて就寝するも朝にはケロリ。
ゆっくりとブランチを頂き、母を電車に乗せ京都駅でバイバイ〜。
新幹線の時間までワタシは喫茶タイム。はあ〜〜〜、ひとりっていいわ〜〜。
「今帰したわよ」と父に電話をしたら
「そうかそうか、疲れたでしょう、ご苦労様♪」とねぎらわれた(笑)
いつか私も母のようなトシになったら解るのかなあ。
娘と旅に行って、ワガママにふるまって
ほんのひととき自分の老いを忘れる、ということが。
・・そう思えばお付き合いしてもいいなあ、と思ったりもします。
でもなあ、帰ってきたらすぐに
「今年の秋は中禅寺湖あたりで紅葉を見ましょう♪」
と言われれば
「もう秋のハナシですかい!」と一言いいたくなるんだけども。。
というころで、サラッとささっと京都旅のレポを終わります。
失礼致しました。