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騒ぐでない!
日本人というのは不思議な国民性を持ってるなあと思う。
煽られればムキになるし、傍が騒いでいたら自分も!とばかり騒ぐ。

ガソリンが高くなるぞ〜!という報道がされれば、GS前に長蛇の列が出来る。
その様子をTVが何度も何度も流すもんだから、列がますます長くなる。
でっかい外車に給油をしようとしてた若い男の子が
ゆさゆさと車体を揺すり「こうするともっと入るんじゃね?」とか言ってた。
1円安いガソリンを入れる為に、遠くの町から渋滞した環八を走って
わざわざやってきたのだと茶髪のおばちゃんが大声で嘆く。
おばちゃん、それ違うってば。

オイルショックを経験した人もしない人も、バブルを知ってる人も知らない人も
なんの教訓も得なかったんかいな、と思う。
とにかく騒がないで落ち着いて、ちょっと待とうよとは思わないのかなあ。
座して待つ、のが良いのか悪いのかわからないけれど
これ、日本人の好きなコトバじゃなかったのかなあ。

例のヨッパ裸事件もしかり。
なんでそんなに毎日毎日騒ぎ立てるのか理解に苦しむ。
個人的制裁を!というならば
我に帰った時に本人が嫌というほど味わったであろう後悔の念と
世間に思いっきり晒された、彼の当時の風体その他の詳細情報をもって
終了とすればいいように思うけど。
まあ世間に与える影響とやらを慮って、しばらくはじっとしていれば
それでいいんじゃないの、とも思うけどなあ。
お酒を好まない人にはチト理解できないことかもしれないけど
これまでお酒で失敗したことのない人にも分からないかもしれないけど
ま、ワタクシのように、思い出したくもない顛末をたくさん持っている人間にとっては
「あるある、そういうこと」で済んでしまうわけで。
反省はもちろんしなきゃダメよ、私も何度反省の淵に沈んだことか。
もう二度と飲まない!と、何百回も言った。ような気がする。

しかーし、どこぞのエライひとが「最低な人間」なんて言わんでもよいわなぁ。
この人はただ激昂して大きな声を出せば勝ち、と思ってるみたいだし。
とっくに取り壊しの始まってる建物に入って
「これはなんだ!なにをしてしまったんだああ」とか言っちゃって。
アンタそれホントに知らなかったとしたら、そっちの方が問題だってばさ!!

これから当分はインフルエンザ問題ですね。
もちろん大変な問題だろうし、現地の日本企業や旅行者などにとっては
ホントに大問題でしょう。
一日も早く終息してくれるように、私だって願ってる。
だけども、スーパーで買い物をしてる主婦にマイクを向けて
豚肉が危険かもしれないから食べない〜!!
もう牛とか鳥しか食べません〜!!
という声を拾うのはいかがなものか。
こういう煽り方というか、大騒ぎの仕方が嫌いだ。
牛も鳥も、以前どんなに大騒ぎの対象になったことか…。

とにかく、騒ぎ過ぎな日本人たちよ静まりなさいとワタクシは強く思うのです。

しかし、昨日六本木に飾られていた武ちゃんの巨大広告@JAVAテーが
もう撤去されてたよ、という友人からのメールにがっかりして
「あ〜〜〜武ちゃんの広告が消えちゃったんだってえ〜〜〜〜〜!!」
「だ〜〜か〜〜ら〜〜早く行こうって言ったのにーーーーー!!!」

と大騒ぎして、娘に怒られたのは内緒です。





| 日常的、なニッキ | 11:40 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
覚悟が必要
唐突ですが、親を遠方に置いておくのは難しいと実感することありて
あれこれ只今考え中であります・・・。

子供というのは年々育っていくものですが
当り前のことながら親は年々老いていくもので。
今日はなんでもなかったから明日も同じように平穏かと思えば
決してそうではなく、急に手を貸すようなことが起こったりするものですな。

一昨日もそんなことがあって、ああ平穏無事な日々というのは
あっという間にひっくり返っちゃうものなんだなあ、と痛感しました。

やはり遠方の隠居所などに置いておくわけにはいかん。
今年中になんとかせねば!!と腹を括りましてございます。

いろいろ予定を立てておいてもキャンセルしなきゃいけない事態に陥ったり
即座に駆けつけるようなことが起きたり
これまでも何度かあったことですが、気持の準備というのは難しいものです。

具体的には父の具合が悪くなって入院騒ぎがあったのです。
(オオゴトにはならず短い入院ですみそうですが)
駆けつけるにも時間のかかり過ぎる遠方は困りものです。
温泉郷に近いだの親戚がいるだのアーダコーダという理由はあるにしても
何かあった時に走り回るのは私なんだから
これはもう私の意見に従ってもらうしかありますまい。

そうなるとまた何かと問題も発生するでしょうが
そこはそれ、なんとかしようじゃありませんか!
と、ワタクシは覚悟を決めたんであります。


「なんとかなるさ! 俺がついてる」


平吉様がそうおっしゃるならば頑張れるわっ♪
ワタクシには強い味方がついているのですから」by葉子様 @K-20

| 日常的、なニッキ | 20:34 | comments(11) | trackbacks(0) | pookmark |
・・・逢えた♪
公開から遅れる事10日、ようやく昨日レッドクリフを観にいってきました。
「こ、ここで終わりですかい!!」なpart1から数か月・・・
やっと完結編が公開されたわけです〜。長かった長かった[:ふぅ〜ん:]

先日の「日曜映画劇場」でpart1を放送するという強気な手段(?)のおかげか
昨日は月曜だというのに盛況でした映画
日本語版と字幕版3か所のスクリーンで上映してたんですけどね
かな〜り混んでました。

私の席のお隣は年配のご夫婦で、ご主人は三国志ファンらしく
会場が暗くなるまで奥様にいろいろと解説なさっていましたわーい
その中で
「彼は何ヶ国語か話せるそうだよ、大したもんだ」と言われたのを聞きつけ
(まあ!わたしのテケシを褒めて下さっている!!)と胸がドキドキし、さらに
何かを問われた奥様に答えて
「そう、日本人ですよ!いい顔をしているねえ」と。
日本人ですよ、という一言がなんだか誇らしげな調子だったので
私も嬉しくなってしまい、心の中でそのご主人にお礼を言ったのでした〜<(__)>
金城さんとは縁もゆかりもなく、単なる迷だというだけなのに
この母のごとき純粋な喜びはなんなのでしょう!…や、ただの痛いファンですかあっかんべー

さて映画の感想ですが、一言でいえば凄い迫力でした。
スクリーンが燃え上がるんじゃないかと思うほどの炎と大音響。
これは映画館で観る作品ですねえ。
未見の方は今週末にでも映画館に走って下さいです!ひらめき

ストーリーはまあ原作通り(付け足しも多かったけど)なので
もちろん赤壁の闘いですべてが完結するわけではないのですが
穏やかな気持ちで見終えることが出来ました。
あれこれ書くとネタバレになっちゃうので、この辺にしておこうっと遊園地

孔明様は目がきらきらしてて、いや本当に美しかったです。
激しい戦の中で、ひとり静かに羽扇を片手に悠然としているのに
それが決してただの傍観者ではなく、胸の裡でもっと激しく闘っている…
そんなふうに思えるような眼と顔つきをなさっておいででした。
武ちゃんファンということを差し引いても、凄い俳優さんだと思いました。はいっ。

ただ、周ユを演じるトニーさんと顔を突き合わせて話す場面で
「傷だらけの男たち」の、ポンさんとヘイさんを思い出してしまいました。


とにたんとたけちゃん。

またいつか共演してほしいものです。
・・・今度はコメディなんか如何でしょうかウィンクぴかぴか






| 金城武、なニッキ | 11:28 | comments(9) | trackbacks(0) | pookmark |
まだ行けない・・・
レッドクリフpart2が公開されて1週間も経つというのに
まだ行けません・・・悲しい
なんか小さな用事があったりして、なかなか時間がとれないのですぅ。
ん〜、気が逸る。早く観たい。孔明様が待っている。(んなことはない)

JAVAてーの新作CMも流れてるというのに
銀座線「まるごとJAVAてーレッド武ちゃん電車」も走っているというのに
あちこちの駅に大きな武ちゃん広告があるというのに
家にとじこもって何やらゴソゴソやってるわたし、あなかなし。

クルマの1年点検もあるし〜、CDチェンジャーの修理も頼まなきゃだし〜
(ほんとに電気系統弱いったらもお!)
新学期が始まって娘はバタバタしてるし、仕事は頼まれるし
ああっ!!映画館が遠のくっ。

明日もお稽古、明後日は毎週恒例の「夫実家に行く日」だし
月曜は・・・う〜んお稽古だなあ。
いつになったらあの完結編が見られるのだろう。
5月に公開される『ウォーロード〜男たちの誓い〜』のCMも流れてるのになあ。
チト野性的すぎ!
「みゆこ、もうすぐ会えるよ」



・・・孔明様、火曜日にはきっと行くから待っててね!
        (だから待ってないって)
うるわしき孔明さま
「みゆこ、早くおいでぴかぴか
| 日常的、なニッキ | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
はなざかり
今日はレッドクリフpart2の公開日でありまして
武迷としては「初日にGO!!」じゃなきゃいかんのでしょうけれど
ちょこちょこ用がありましてそれもならず。
来週の初めには行きたいなあ、と思っております。ワクワク。

4月5日にはプレミアイベントがあったそうですが、いつもながら当選ならずで
今回も涙を飲んだり…。
もっともこの日は結婚記念日だったので、別のイベント(笑)があって
万が一当選したとしても行けなかったのですけども。
またこの日は「パイナップルの缶詰」のcuteyさんが上京されていて
なんとかお会いしたいと思っていたのですが、時間的に無理でポロリ残念でした。

結婚記念日のイベントといっても、お花見と食事に行っただけですけども。
200904051629000.jpg

新宿中央公園の桜は、ほんの少し葉っぱが出ていてきれいでした。
デザートバイキングで満腹になったおなかをなだめるべく散歩に励みました。


昨日はお友達とそのお嬢さんMちゃん(18歳)と一緒に豊洲に行ってきました。
一時キャナリーゼなる言葉が出来て話題になったところです。
ショッピングモールがあるのですが、なかなか楽しいところでした。
今年大学に入学したMちゃんのことは2歳の頃から知っているので
すっかりキレイに大人になったのを見て、感動するやら嬉しいやら。
うちの娘も一緒に行ったのですが、Mちゃんの可愛さに目がくらんだようで
「かわゆいかわゆい!!」と帰りの電車の中でも大興奮しておりました。
かつてはアンパンマンのぬいぐるみを取りっこした仲だったのに(笑)
「なんでも買ってあげたいっ!」とデレデレな様子は
まさに「越後屋がムスメゴにかんざしを買うてやるの図」でありました。
ほんとにオヤジ度100%でありますたらーっ

200904091418001.jpg
豊洲は高層マンションだらけ。
見渡す限りスタイリッシュでおされな建物だらけです。
「いっこ買っちゃいなYO!!」と、お友達みさpに提言してみました。
冗談じゃなく、そのうちポーンと一棟買っちゃうかもしれませぬラブラブ
(一部屋ちょーだいね♪)

で、今日はKクリニックにお薬をもらいに行ってきました。
自転車で行ったのですが、風が気持ち良くて花がたくさん咲いてて
鼻歌なんかが出そうでした〜。

200904101021001.jpg
ちょっと自転車を止めてパチリ☆
深呼吸してみると、良い香りがココロの中にまで流れてくるようでしたわーい


さて明日は土曜日。
午前中はお仕事だけど、午後からは衣類の入れ替えでもしようかな。
もういい加減もこもこのトレーナーは要らないでしょう。

・・・それよりもコタツを片付けねば・・・。
いや、それはもそっと先に延ばそうあっかんべー



| 日常的、なニッキ | 17:36 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
楽しい旅でございました(笑)その四


何度も京都を訪れていながら、一度も行ったことのなかった東寺。
京都駅からも見える五重塔はいつも眺めるだけでした。
ようやく今回足を運ぶことが出来て嬉しかった〜。

お寺のよさが解るようになったのはここ10年ほどのこと。
といっても何がどう解るということはないのですが、なんとなく心が落ち着く、
十二神将を見ていれば気持ちが強くなるような気がする、というだけです。
古い建物に刻まれた歴史は、刻まれた時そのもの。
そんな空気の中に自分を置きたい、ただそれだけです。





しだれ桜もまだ三分咲きといったところで、観光客も少なかったので
ゆっくりと歩きまわることが出来ました。

その間、母は束の間の午睡を楽しんでいたようです。
弘法大師様の「健脚お守り」をひとつ購入し、母へのお土産としました。
(自宅で留守番している父に買うのはすっかり忘れておりました、あちゃー)

ホテルに戻り、その夜は以前とても美味しかったビュッフェレストランで頂くことに。

200904011756000.jpg

・・・こんなに食べるの〜?と思いつつ、ふたりでぺろりと頂いてしまいました。
普段はあまり食べない(らしい)母も喜んでたくさん食べておりました。

部屋に戻り、長〜い時間をかけてお風呂を楽しみ、
(広い洗い場にはジェットシャワーが何種類かついていてホント楽しかったのです)
夜も更けるまであれこれおしゃべりを楽しみました。
・・ワタクシはもっぱら聞き役に徹しておりましたが(☆・・・ムニョムニョ


さて翌日は旅の最終日。
もうどこにも観光には行かず、隣の伊勢丹をぶらぶらして買い物をし
お昼はお寿司を食べることにしました。
先日も新潟で行った「築地寿司清」、ここの伊勢丹にもあるんです。
どこに行っても寿司清・・って私はこのお店の関係者じゃないですぅ〜。

母はサンダーバードで金沢方面へ、私は新幹線で東京へ。
母の列車を見送って、私はようやくひとりになりました。はあ〜。
コレコレ安堵の溜息をつくでない!解放の喜びを満面に浮かべるでない!
・・・と思いつつも、ホッとしたのは否めませぬ。

ハプニング満載だったけど、無事に三日間の旅を終えたこと。
念願だった醍醐の桜を母に見せてあげられたこと。
何はともあれ大喜びで帰っていった母は
普段話したかったであろう事をぜーんぶ喋り尽くして満足だっただろうこと。
そう思えば、やっぱり楽しい旅でございました。
(苦笑)はもう取りましょうあっかんべー



自宅に帰った翌日、件のホテルからお手紙がきました。
丁寧で心のこもった文章と内容に感心するとともに
大いにこのホテルを見直しました。
が、読み終えた手紙をもとの封筒に戻す時に
ワタクシは気がついてしまいました。



・・・ワシの名前の漢字、間違っとるやないか〜い!!



      
| 旅、なニッキ | 11:15 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
楽しい旅でございました(苦笑)その参
泣かずに続きを書きます〜嬉しい(笑)

さてさて、翌日4月1日は当然ながらセットされていた朝食もパス。
荷物をまとめて京都駅上Gホテルに移動することにしました。
この旅行バッグを持ち歩くのが嫌だから連泊が便利なのにぃ〜!
だからわざわざ前もって宅配便で送っておいたのにぃ〜〜!!
・・・と、もう愚痴は言うまい。立つみゆこ跡を濁さず。

フロントでは若い支配人(らしき人)が深々と頭を下げておられました。
「このたびに不行き届きをお詫び致します」と。
いえいえレストランの件は別にして、あなたたちに不手際があったわけじゃないのよ。
あくまでもワタクシ達の勝手でキャンセルするのだから、どうぞお気になさらず。
もちろん既定のキャンセル料もお支払するし、ゆうべのビールもホットミルクもお漬け物も。
受け取れませんという支配人氏を説得(?)して支払完了。

スタッフひとりひとりは感じが良くて雰囲気も悪くないのに
どうしてだろう、何かが足りないこのホテル。
何がというか、すべてが中途半端なのだろうか。
まあ結論として、このホテルを選んだ私が悪かったということなんだろう。
反省するは我にあり、と、支配人氏に丁寧にお礼を言ってチェックアウト終了。

それから私たちは旅行バッグをチェックイン前に預かってもらうべくGホテルへ。
タクシーが地下の車寄せに滑り込んでいきます。
そこにはきりりっと制服を着たベルガールさんが待機していてくれました。
まだチェックインの時刻には相当時間があるというのに、さっと荷物を持ってくれ
私たちの乗ったエスカレータに並行して階段でロビーに。身のこなしも軽々と。

クロークに荷物を預け事前チェックインの手続きを終え、ほっと一息。
母は広々としたロビーを満足げな顔で眺めております。ゲンキンなお人です。
さて、それでは今日は平安神宮にまいりましょう。



曇っていて今にも降り出しそうで肌寒かったです。
桜もまだほとんど咲いていません。
それでも白砂と見事な色使いの社殿は見ているだけで飽きません。
「屋根の一番上の左右についてるの、あれなんて言ったかしら。あんた知ってる?」
「いや知らない。シャチホコじゃないよね〜」
・・・聞いた私が悪かったわっ!!怒り
お守りを売っている所にトコトコ歩いていき、巫女さんに教えてもらう母。
「鴟尾(しび)って言うんだった!教えて頂いて思い出せたわ、うんうん鴟尾よ、しび」
好奇心旺盛でなんにでも興味を持つT子さん。
知らないことがあったり忘れてしまったモノがあれば、とにかく尋ねる。
そしてワタクシにエラソーに教えるのです。
「覚えておきなさい」とかなんとか言って。んが〜っ豚!!

平安神宮から円山公園までは散歩コースなのだそうですね。
ぶらぶら歩いてもすぐに知恩院に到着。
足が痛いという母を置いて(!)私だけ階段を上りました。



さらに円山公園まで歩き、ようやく昼食ターイムぴかぴか
確か30年以上前にも母と一緒に来た「長楽館」
古い古い建物ですが、今もオーベルジュとして営業されていました。
ようやく食事らしい食事が出来る、と喜ぶ母に胸なでおろす私。
頂いたランチのコースはたいへん美味しゅうございました!
(画像がないのが残念です)

外は雨が降り出した模様。
肌寒い上にかなり強い雨、これはもうホテルに戻るが吉とタクシーを呼んでもらって
ホテルにチェックインすることに。


Gフロアのホテルルームは広々としていてシックで、本当に安らげる空間でした。
「あのね、お金のことを言うのははしたないけれど
 お金というのは正しく使わないとイケナイのよ!」
母の説教が始まりました悲しい
「贅沢三昧をするなんてとんでもないことだけど、ちゃんとした理由があれば
 少しくらいのお金を出し惜しみするものじゃないんです。
 お安い=悪いとはいわないけれど、生きたお金の使い方をしなさい、云々」

あーはいはい、それはもう耳にタコです。
T子さんの言うのはごもっともですけど、そういう感覚に反発して
遠い昔わたくしはホームレスピアノ弾きになったですよお母様。
ま、いいや。78歳にもなった母に今更何をかいわんや・・・。

夕食まで少し休むわ、という母を置いてワタクシは東寺に行ってみる事にしました。
東寺でのお話はまた明日に続きます。

| 旅、なニッキ | 19:03 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
楽しい旅でございました(苦笑)その弐
そのレストランはカジュアルだけど清潔できれいなところでした。
お客さんも結構入っていて、家族連れやご夫婦など和やかな良い雰囲気。
スタッフの数も多く、どの人も若くて元気で感じがよい。ふむふむ、これは良い!

コースを頼まずに、好きなものをちょっとずつ…でアラカルトをオーダーすることに。
前菜はこれとこれ、スープはこれでお肉はこれとこれ、お!京のお漬け物なんてのがある。
これは良い箸休めになりそう、これも下さいな。
あとワインじゃなくてビール、お酒が飲めない母はアイスティー。

・・・15分経ちました。あれ?お願いした飲み物どころかお水も出てきませんよ。
周囲を見回すと、どの席にもお水も料理も出ていません。
こんなにボーイさんがたくさんいるのに?
さらに10分ほど経過、ようやく飲み物がきました。
ナマチューです」「・・・??」
ナマチュー??ここってホテルですよね?ホテルのレストランで生チューって(笑)
「ホットミルクです」「・・・??」
ホットミルク?頼んだのはアイスティーですよ?
「いいわよアイスティーじゃなくても。あたたかいミルクも飲みたかったし」
母が納得している様子なので、このまま頂くことに。
しかしボーイ氏、何か言わんか何か。黙ってニコニコと去るでない。
・・・ま、いっか。T子さんは若い男の子に寛大だからなあ(苦笑)

さてそれから待つこと30分。スープとパンがきました。
・・・スープ、下のお皿にこぼれてます、思いっきりこぼれてますびっくり
テーブルに置こうとしたボーイ氏、その時に初めて気が付いたものか
「お取り換えしますか〜?」母「・・・・!!」私「かえて下さいな!」
さらに、ポツンと置かれたパンはバゲットだけど恐ろしく硬い。
どう頑張っても手でちぎれやしない。カッチカチ悲しい

それからさらに10数分、まったくお料理が出てきません。
さっきの作り直し(注ぎ直し?)スープもきません。
ここまでで優に1時間は過ぎています。遅い、遅すぎる!!
そばを通ったスタッフに尋ねてみれば「すいません」と頭を下げるのみ。
他の席でも苦情の声が上がっているようでした・・・。

明日の予定を話し合いながらも、母の顔はだんだんと険しくなっていきます。
「お漬け物盛り合わせです〜」と、ようやく登場したその皿を見て
ついにここでワタクシは席を立つことを決意致しました。
お刺身でも頂くような小さなお皿に雑に並べられた「しばづけ」数種。
これを「京のお漬け物」というのは、京都の文化に対する冒とくであるっ!
いや、そんなことはもうどうでもよい。堪忍袋の緒が切れてもーた。
母を促し、席を立ちました。

「帰りますから、お代のチェックを」静かな声でボーイ氏に告げると
彼はたいへん恐縮した様子で「お代は要りませんっ、申し訳ありませんっ」と平身低頭。
さらにエレベータホールまで追って来てさらにスミマセンの嵐。
「・・・何をどう言っていいか、もうわからないほどですよ
 とにかくこんなレストランは初めてです・・・」
ワタクシはそれだけしか言えませんでした。母は無言です・・・・・怒り

部屋に帰ってから、どこかに食事に行こうと母を誘ってみるも答えはNO!!
もう気疲れしちゃった、どこにも出たくない、最悪だわ、と、泣きそうな顔で言うばかり。
ならば致し方ない、と私はコンビニに行くことに。
幸い(?)近くにあったコンビニで、お弁当数種とサンドイッチなどを購入しました。



・・・・京都の第一日目の夜、ホテルルームでコンビニ弁当を食す母と娘悲しい
もう情けないやら切ないやら、弁当ものどに詰まるってもんです。
「アナタと出かけるといつも何かしらアルわよねえ」と母のあきれ声。
「何よ、アルって」
「だーーって、車で行けばいっつも道を間違って3回は迷子になるしー
 予約してた店を違うとこに連れてかれたこともあるしー
 美術館行けばお休みだったりー、お勧めの喫茶店がつぶれてたりー
 昔からそうなのよーー、おっちょこちょいだし落ち着きないしーー」
・・・や、落ち着きがないのはこの際関係ないでしょうしょんぼり

「こんなとこでこんなの食べさせられるしー・・もぐもぐ・・・・
 何が悲しくて、コンビニおべんとー・・・もぐもぐ・・・
 ・・・もぐもぐ・・・でもコレ美味しいわね嬉しいぴかぴか

食事(笑)がすんで、大浴場に行ってみれば驚くほどの狭さで
ここでも「アナタが選ぶのはーーー」と責められましたが
まあなんとかお風呂も終え、部屋であれこれおしゃべりを楽しんだわけですが
ワタクシはとにかく内心激しくイライラしているわけです。
(わかる人はわかるw)
母はねちっこいタイプではないので、言うだけ言ってしまうとさっぱりするのですが
言いきってしまうまで聞き手としては忍の一字であります。
ああ〜〜、みゆちゃんストレス満杯よ〜〜〜!!


・・・・と、泣きたくなったところで、続きます。
| 旅、なニッキ | 11:49 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
楽しい旅でございました(苦笑)その壱
母T子との今回の花見旅ですが、終わってみればまあ「楽しかった」と言えるのでしょう。
かすかなニガワライを持って、わたくしはそう言います。はい。

京都駅に着いてまずランチ。
200903311209000.jpg

「京のおばんざい」は彩りも美しく、美味しかったです。
(母は洋食を欲していましたが、初回はわたくしの希望を通しましたネコ

さて、まずはどこに行きましょうか。
お花見が目的ですから当然桜の名所ですねえ。
しかし最近足がちょっと痛いという母、2時間ほど列車に揺られてきたので
少々疲れている=駅から近い方がよい・・・と言うのは大いに頷ける。
で、タクシーに乗り込んでから「円山公園へ」と行き先を告げました。
「もっと早くに満開になるかと思ぅてましたのに、寒い日ばっかりで」と運転手さん。
「そうね〜せっかくのお花見なのに、まだまだみたいね。円山公園はどうかしら」と母。
「もう結構咲いてますけど〜」「あらそう、よかった♪」

・・・・それから数分後、私たちを乗せたタクシーは山科方面に向かっていました冷や汗
ま、はっきりいえば方角がまるで違うとです。
どうしてそんなことになったかと言うと
「やっぱり醍醐寺の桜はきれいですなぁ」
運転手さんがふと漏らしたこの一言。

「そうよね!やっぱり桜は醍醐寺よね!太閤さんのお花見よね!
 運転手さん、醍醐寺に行ってちょうだい♪」

・・・かくして私たちは山科を経て醍醐寺に向かったのでありました。



さすが醍醐寺の桜は息を飲むほどに美しく、そして強くたくましい巨木でした。
霊宝館と三宝院を見学して、茶店で抹茶を頂いて
念願の桜を堪能した母はたいそうご機嫌でした。
・・・・そう、ここまでは・・・・ね(笑)

さて京都市内に戻った私たちはホテルにチェックインすることに。
このホテルを選ぶにあたっては母からいくつかの条件を出されていました。
「築浅」で「こぎれい」で「広い部屋」で、そして「大浴場がある」こと。
この大浴場というが難しいんでありますよ。
和風旅館は好まない!しかし大浴場はほしい。あまり郊外であってはならない。
・・・と、なりますとなかなか見つからないんでありますよお。
ネットで探しまくって、ようやく見つけた「条件を満たすホテル」を予約したのだけれど
我儘と贅沢が服を着ているような母の気に入るかどうか・・・。
「あんまりお好みのホテルじゃないかもよ」と一応予防線は張っておいたのだけれど
タクシーがホテルの前に止まった時、私のいやな予感は当たりました。

「・・・・ここ??こんな・・クルマ寄せもないホテルっ????」
ああ、お母様、乳母日傘育ちのあなたには「こんなホテル」でも
そこそこのお値段なのですよ!?仰せの通りデラックスツインにしましたし!
車寄せなんぞなくてヨロシイ、だってこんな通り沿いに建ってる建物なんだからっ。
と、なだめつつロビーを抜けてフロントへ。
確かに狭い感じはするものの、清潔で立派なロビーじゃありませんか。

しかしチェックインの時というのはそのホテルの格というか、そういうものが垣間見えるもので
まず宿泊2日前に送っておいた私の旅行バッグが見当たらない、とスタッフはおろおろ。
待たされて発見されたはいいが「ハイどうぞ」とルームキーとともに手渡す始末。
前もって送った荷物というのはフツー部屋に届けてあるものなのになー。
ちゃんとメールもしておいたのになー、と私もちょいとアレレ?な気分。
母はといえば、もう不満を全身にみなぎらせてふくれております。
誰にも案内されず部屋に到着した瞬間、彼女のふくれっ面はレベルアップ。

「こーーんなホテルだめだめ!部屋も狭いっ、気に入らないっ!!」
だって大浴場があるところって言ったのはアナタでしょーが!と反撃するも
「そりゃそうだけど」と言いつつ、あれこれ難癖をつけるつける。
言う事がなくなったら、壁の絵が下手くそ(笑)だのドアの色が悪いだの
ベッドカバーの色が好きじゃないだの、まあ子供のように言う言うww
今からでもホテルを替えてくれというのを
それではとにかく明日の連泊はしないでGホテルに変えるから、となだめました。
それから急いでGホテルに電話をして、2年前に母と泊まったGフロアの部屋を予約し
フロントに出向いて明日のキャンセルをお願いしました。
そしてとにかく明日の朝まではここで過ごしましょう、と母を説得しました。
このホテルのレストランは評判いいみたいよ、フレンチのコースが美味しいみたい♪
食事が済んだら、ゆっくりと大浴場で疲れをとりましょ♪♪
と、内心ヒジョーに怒りながらも優しい言葉をかけるワタクシ。
なんとかご機嫌の直った母を伴ってレストランにおもむきました。

・・・・しかし、このレストランが・・・・・ああ・・・悲しい

<<もったいぶるようで相済みませんが明日に続きます>>

| 旅、なニッキ | 20:28 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
不満大爆発?
ただいま京都のホテルにおります。

明日、東京に帰ります。
醍醐の桜は壮観でした。


…はあ。
| 旅、なニッキ | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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