先日の小旅行ではホテル選びを失敗したワタクシですが
年に何度か外泊(ふふ♪)をしていると時には大感激する宿と巡り合ったり
「怒!!!」なトコに当たったり致します。
あと最近はないけど「怖っ!!!」なお宿に入ってしまったこともあります。
.....(※ここから先、怖がりな人は読まない方がいいかもしれません)......
霊感があるとかないとか言いますが、それがどういうことなのか解りません。
解りませんし、スピリなんとかってのにも興味ありません。
宗教も持ってないし(うちの実家も夫の実家も浄土真宗ですけど)
科学的に解明出来ない心霊現象云々ってのもよくワカリマセン。
・・・が、ごくたまに信じられないようなイヤな思いをすることはあります。
特にホテルなどで。
なんだか入った途端「・・・いやん」なする部屋に通された経験って、ありません?
何年か前に行った某温泉の某ホテルはホントに怖かった。
なんだかだだっぴろいお部屋で、10畳ほどの洋室ベッドルームがひとつと広い和室
和室に続いて洋間部分があり、そこにも2台のベッドが。
家族3人が泊まるにはちょっと広すぎる間取りで、それでいて滅法お安い。
これはどういうこと?なんかあるですかこの部屋。
と、あれこれ思う間もなく、一歩入った洋室ベッドルームに漂う「イヤな感じ」。
もうね、なんだか知らないけどオトコノヒトの気配がするですよ部屋の隅っこに。
そこに当時中学生だった娘がひとりで寝ると言う。
やめなさいよーコッチの和室で皆で寝ようよー、と止めるも
その頃反抗期真っ只中だった娘は、断固として一人寝を主張する。
夕食を済ませて就寝する時間と相成り、夫と私はツインのベッドに
そして娘は件の独立した洋室のベッドルームに。
しこたま飲んだお酒の酔いも手伝って、ワタクシは割りと早く寝付くことが出来ました。
が、深夜3時頃でしょうか、なにかの気配で目が覚めました。
・・・・・居る。なにかが居る。私のすぐ横に。私の左側に。
夫は右側のベッドでスースー寝ているというのに、左側から人の息遣いが聞こえる・・・。
硬直したカラダを励まして左側に目をやると、そこには窓があったのですが
カーテンの隙間からこちらを見ている男性の顔が。
部屋は3階だか4階で、外に人が立っていられるわけがありませぬ。
ぞーーーーっと全身に鳥肌が立って、私は夫に助けを求めました。
「び、び、ビール飲まない???」
こんな時に「パパ〜怖いよ〜〜!」と言ってしまうと、ますます怖くなってしまうし
下手すれば大声で叫んでしまうかもしれない。
深夜に騒いではイケナイ。それくらいの自制心はあったようです。
寝ぼけ眼の夫は仕方なくビールを口に運んでおりましたが、2杯目を飲まずに
ベッドにもぐりこみ、幸せそうな顔で寝てしまいました。
私は部屋の灯りを消さずに、和室でずーっとビールを飲み続けていました。
もうベッドに戻る勇気はありませんでしたもの。
そーっと娘の寝ている部屋に行くと、こちらも幸せそうな顔で熟睡中。
初めに感じた妙な気配もなく静かなものです。
やっと明けた朝。
私にとっては長〜〜〜い夜でした。
フロントで夫がチェックアウトしてる時、傍にいたお部屋係りの女性にそっと聞いてみました。
「私たちの泊まったお部屋、なにかありました?」
女性はちょっと驚いたようでしたが何も言わず、ただ深々とお辞儀をしました。
肯定も否定も、いやそれよりも「なにか、とは?」と聞き返しもせず
ただ黙って頭を下げている様子を見て、私はもう何も言えませんでした。
今ももちろんそれが「なに」だったのかは謎のままです。
決して古い旅館でもサービスの悪いところでもありませんでした。
でも、もう二度とそこには行きません。だって怖いもん。
長々と書いてしまいましたが、このハナシは何人かの友人にはしたことがあります。
後で夫にも娘にも話しました。
娘は怖がってましたが、夫は「ふむふむ」というだけでした。
(この手のハナシには全然恐怖を感じない人であります)
なんで急にこんなことを書いたのか、自分でもよくわからないのですが
ハッキリ言ってしまえば「今日のネタ」がなかったんですね♪
今日の記事を読んでイヤンな思いをした方がおられましたらお詫び致します。
そしてまた「そのホテルがどこなのか教えてほすぃ」という方がおられましたら
メールを下さいまし(笑)
それではどちらさんもオヤスミナサイ・・・・。