Y子から「ストレスってどうやって解消してる?」と聞かれた。
彼女は私より1歳年上、お医者様もお墨付きの更年期障害を患っているという。
滝のような汗、腰痛関節痛、胃の不快感、頭痛肩こり
そして我慢できないほどのイライラ感・・・Y子のぼやきは続く。
「本当に苦しいのよ、生きてるのが嫌になるくらい」
そ、そ、そんなに重症なの?薬とか飲んでるん?と慌てて聞くと
専門医にちゃんとケアしてもらってるという、やれやれちょっと安心。
で、私のストレス解消法だけど・・・う〜んう〜ん・・・
あのねえ、どういうのが「ストレス」なのか判らない、というのが正直なところ。
そりゃたまにはイライラしたりもするけど、どっちかと言うと瞬間湯沸かし器のように
カッとなってブワッってなってドーン・・で、シューンと消火しちゃうのが私の怒りのパターン。
なのでほとんどイライラしない。
でもそれだけがストレスじゃないよねえ、う〜ん。
ちょっと大辞林で調べてみましたら
精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)
が原因で引き起こされる生体機能の変化。
一般には、精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいう。
となっておりました。なるほどねえ。
確かにストレスがたまると、免疫力が落ちて病気に罹りやすくなるというし
精神的な負担は、そのまま肉体的負担につながってしまうのかもしれない。
Y子の場合は更年期という、心身ともにビミョーな年頃なので
特にその負担度が高いのかもしれない。
・・・で、私はどうか?・・・う〜んう〜ん(まだうなってるですか)
性格的に、あんまり後ろ向きじゃないのは確かだし
ものごとを深くつきつめる、ということが年々メンドクサーになってるってのもあるし
ここ最近はドカーンと大きな揉め事がないってのもあるのかな。
誰の「かつての生活」とは言いませんがw
睡眠時間は平均3時間、朝早くから掃除洗濯家事諸々を片付けて朝食を作り
オトコを起こし給仕をし、音楽教室に行って午前の仕事をし、昼に帰って来て昼食を作り
午後からは教室のレッスンを一日平均10名程度やり、家に帰って夕食を作り
化粧を直し髪を整え夜のピアノバーに行く支度をし、深夜1時近くまで弾きまくり
家に帰って夕食の後片付けをし、オトコと揉めオトコにどつかれオトコの介護をし
ベッドに入るのは未明・・・・というのを月曜から土曜まで・・
(はぁ〜、書いてて疲れた。ここまで読んで下さった方お疲れ様でした、謝謝<(__)>)
という生活を3年ばかりしてきますと、ごくフツーの生活ではそうそうストレスを感じない、
という体質性質になってしまうのかもしれません。わははー。
いえいえ、誰の「かつての生活」とはいいませんがww
でもその当時もストレスを感じたことなど、ほとんど無かったような気がします。
ってゆーかストレスという言葉が今ほどポピュラーじゃなかったのかな。
「くっそー」とか「なんでこんな目にあうんだー」とか「ばかオトコ」とか
脳内では散々悪態をついていましたけど、カラダは丈夫でしたなあ。
ってゆーかってゆーか、ストレスなんぞ感じてる余裕すらなかったのかも。
もちろんY子が我儘なわけでもヒマなわけでも、余裕ぶっこいてるわけでもありません。
同じ痛みでも、人によって感じ方はそれぞれということなんでしょう。
彼女はものすごく頭の良い人だし、理路整然としてるし超のつく真面目な人。
そのへんが私と決定的に違うところなんでしょうなあ。
ともあれ、Y子には「自分を甘やかしてあげたら〜?」とだけアドバイスしておきました。
いつもいつも甘やかしっぱなしだと、ワタクシのような100%ダラ主婦に
なってしまう危険性もありますが、いいじゃないですかちょっとくらい。
そして今こうして改めて解るのは
ワタクシはストレスを感じてないけれど
ワタクシの周囲に居る人たちは、確実に強いストレスに見舞われているだろう。
ということです。
はい、どちらさまもお許しくださいましよ。
ワタクシ、反省するココロだけは失くさないように気をつけておりますれば
なにとぞ寛容なお心で見守ってやって下さいまし。んふっ