「ウォーロード/男たちの誓い」を観てきました。
観終わってさらに「原題、投名状をどーして変えたのよ」と思ったです。
パンフレットを読んだら、内田樹先生が解説のなかで
「warlordというのは私兵をもって地方に割拠した軍人のことをいう、
戦争の道じゃないですよ」
と書いておられました。「War Road」と間違えないでねということですね(笑)
今日も府中のシネコンに行ってきたのですが
本日は「通常料金でプレミアシートにどーじょ」ということで、ラッキーでした

「プレミアシートは飛行機でいえばファーストクラスなんじゃ」と
鷹の爪団の団長さんがおっしゃっておられますが、まさにその通り♪
飲食物を置ける小さなテーブルと、レバー操作でリクライニングするシートと
前方には足を置く台(?)もあります。
…そんな素敵なとこで上映されてるというのに、お客さん少なっ!!
全部で75席くらいしかないのですが半分以上の空席がありました。もったいない。

(駅のコンビニでJAVA TEA Green発見!即購入の上、飲みつつ鑑賞しました♪)
えーっと
ここから先は、ネタバレ&金城武迷の暑苦しいハナシになっちゃいそうなので
ぜんぜんへーき♪という方のみご覧くださいませ〜。
****************************************************
この映画に出演するにあたって、武ちゃんは思いっきり髭面になりました。
ワタクシはどちらかというとお髭が苦手で、ビジュアル的には
ゴールデンボウルやリターナーの、ちょっと茶色で長めの髪・色白お肌すべすべ…
が好物でございますれば、このようなモジャモジャこぎたな系(失礼)はチョット…
と思っていたのです。ええ、ほんと、ずーっと思ってました。

(芥川クン、お久しぶりです)
ところが、映画が始まって武ちゃん扮するウーヤンが出てきた時「あれ?」と思いました。
確かに髭面です、しかもお顔が黒〜く汚れてる、服もボロボロ。

同じお髭があっても、孔明さんのような優男の風情はどこにもありません。
しっかーし、ちっとも汚いと思わないのです。
むしろ泥んこのゴワゴワ服を着こんでいるのに、美しい…
目がキラキラしてるし(これが噂の黒曜石の瞳ですじゃ)表情もイイ!!
これは意外な発見でした。
・・・で、映画そのものはかなり面白かったです。
この「投名状」は1973年に作られた「刺馬/ブラッドブラザース」を下地にして
ピーター・チャン監督が(リメイクではないYO!!と言いつつ)作ったものです。
清朝末期、実際に起きた事件を基にしているそうで、あの西太后も出てきます。
その頃の日本はというと、昔の千円札の伊藤博文さんがご存命だった時代で
西太后にも拝謁したことがあるという、割と最近のお話なわけですなあ。
で、一昨年(でしたか?)「投名状」撮影中という噂を聞きつけたワタクシは
予習をするべく「刺馬」を観る事に致しました。
…しっかーし、近所のレンタル屋さんにはない。
ない=見られない=見るなと言われれば見たくなる=飢餓感が募る=大袈裟…
で、購入致しまして、きっちり観ました!!ええ観ましたとも。

アリエナイアリエナイアリエナーーイ!!!!!部分も多々ありましたがw
ティ・ロンさんがカコヨクてあっという間に見てしまいました。
でもまあ
ピーターおばさん監督も強調されているように
決してこれは前作のリメイクじゃないんだから、と心新たに鑑賞に臨んだのですが
・・・・
いつまでたってもジェット・リーはちっとも空を飛ばないし
ボールペンで敵をやっつけたりもしないし、相撲取りも出てこないし
せっかくかつての助手と共演してるのに女装もしないし…
いやいやこれは冗談!ジェット・リー、目の演技がすごく良かったです。
この映画ではアクションを封印したというけれど、時折見せる「動き」が流石でした。
ぽよぽよの髪の毛が可愛いだけでなく(あ、だからゴメンってばw)
やっぱりジェットはこうでなくちゃ!な見せ場もしっかりありました。
アンディ兄さんは、飛刀も使わないしマメを撒いたりもしなかったけど
傷男wでトニーさんと夫婦だったシュー・ジンレイさんとご夫婦をやってました。
一番深みのある役と言えばこのアルフという兄さんの役かもしれず
最後はああやっぱりこうなるのね…インパクトある終わり方なのでした。
アンディ・ラウさん、ひそかに三国志の趙雲役もやってたみたいですが
この作品でも堂々たる役者ぶりでした、天晴れ兄さん!という感じでした。
三兄弟(義兄弟だけど)の三男坊、ウーヤンは純粋といえば純粋。
あまりに律儀すぎて青臭い、しかし最後には「投名状に従う男」だったのでした。
武ちゃんに似合う役!と言えるかもしれません。
しかーし、この映画のために頭を部分的に「剃った」というのに
それがあんまり見えないのは何故??
いっつもなんか頭にかぶってるんだもん、一部CG辮髪だって出てこなかったような…。
なんのために剃ったの武!そのせいで、禿○た、とかなんとか書かれたというのに。
お母さんはなんか納得できませんよ武!
もっと頭を、もっともっと見せなければっ!!(ヲチツケ
あ、それからロープで上から降りて来て敵を襲うシーンがあったのですが
ひゅ〜〜んとカッコよく降りた後「すげぇ〜〜〜俺!!」とは言いませんでしたw
それからそれから、山賊時代に「モノを食べる」シーンがあったんだけど
(山賊ですから、お食事なんてお行儀じゃなくて食べ物にかぶりつくのだけど)
やっぱりいつものお行儀の良さが出ていて、モグモグとちゃんと噛み噛みしてました♪
がつがつとむさぼり喰らう、なんて無理だもんねぇ。
こういうところで素が出ちゃうのよねぇ。…またしても母の心で見てしまいました
ああ、それからこの映画では武ちゃんの生声が聞けるのが嬉しい!
語りの部分も武なので、なんかずーっとあの低い声を聞けるって感じ。はう。
最後の最後で、ウーヤンはものすごく残酷な方法で処刑される…ことになってたそうですが
大幅にカットされて、その部分は公開されてないみたいですね。
ま、私なんぞはもちろんそんなシーン見たかないですけど、ご本人はどうなんでしょ。
公開前のショットには、ざんばら髪で精魂尽き果てたような武ちゃんがあったはず。
それが多分処刑のシーンだったのでしょう。
見たくはなかったけど、全部カットはちとお気の毒なような。
さて、本編が終わってエンドロール。
ワタクシは最後の最後まで見る&聞く、のですが・・・・
今回の主題歌、アレはあれでいいんでしょうか。
や、私あのベテラン三人組は決して嫌いじゃないですよ。
嫌いじゃないですけど、あの歌をエンドロールに持ってくるって・・・

♪ちかうその胸に〜うぉーろーど〜〜、うぉーろーど〜〜!♪って・・・orz
好き勝手なことを書き連ねましたが、
それでも、私レッドクリフよりもこの映画の方が好きかもしれない

何度も何度も映画館に通うかどうかはわからないけど(上映期間短そうだし)
こんなに長く感想を書いてるところからして、好きなんだわねきっと。
次回作が決まってない(でしょ?)武ちゃんを、しっかり見ておきたいという
いつもの迷の思いなのかもしれないけど。ああ、切ない。
だってシネコンで、あっち見たら孔明さんコッチ見たらウーヤンなんてアータ!
その前は、あっちには平吉さんコッチには孔明さんだったんですものアータ!!
・・・こんな嬉しい時は過ぎ去っていくのよ。
そしてまた長い氷河期がやってくるんだわ。
それまで来月に発売されるK-20のDVDでも見ながら耐えることにしましょう。
(さあ皆さんご一緒に・・・)
「そうしましょう!」